世界と戦う力

世界と戦う力1
2017年入社 5年目
開志商貿(上海)有限公司 広東省 中山分公司

M所長

私は入社後3年間、ロボット業界、自動車業界、エレクトロニクス業界、建材業界、車いす業界など幅広い業界のお客様を担当しました。入社4年目には海外駐在の辞令が出され、中国へ赴任するまでの期間には、担当業務の引継ぎ後に総務経理部へ異動し、システム導入による業務改善にあたりました。そして、入社4年目の終盤、2021年1月より笹野マックスの中国拠点である開志商貿(上海)有限公司 広東省中山分公司に赴任し、所長として日々業務に励んでおります。まだ赴任して日は浅いですが、4年目という早い段階から海外支店長という経験を積むことができていることは、自身のスキルアップに大きく繋がっていると強く感じています。

世界と戦う力2

言語、文化、価値観など多くの点において日本と異なる海外での仕事は、予想外の出来事が多く、日々勉強の毎日となっています。例えば製品の見積において、日本では見積をする際にお客様の要求する内容を詳細まで確認し、対応が難しい箇所は仕入先様より相談がありますが、中国では「まず注文を取る」という考え方が一般的のため、確認不足な点が多々あったりします。打合せの際にはより念入りに確認をとり、お客様、仕入先様、双方確実に理解できるように努めなければなりません。日本で勤務していた時は一担当として、対応に困った際は上長と相談をし、解決に向けて動きを取っていましたが、現在では支店の長として、より高い視点で広く物事を考え、自分で決断を下す必要があります。

世界と戦う力3

普段私が心掛けているのは、「自分や日本の当たり前を押し付けず、相手の考えを尊重し、双方気持ちよく仕事をする」ということと、「出来る限りFace to Faceで打合せをし、本音で語り合う」ことです。前者に関しては、日本においても同じだと思います。どんなことでも相手が居て、その相手と上手く、円滑に進めていくことが必要ですので、相互尊重、相互理解の精神は不可欠です。後者に関しては、古臭く感じるかもしれませんが、どんなに科学技術が発達しても、直接会って相手とコミュニケーションをとることの重要性は変わりませんし、言語的、文化的違いや価値観の相違がある中で仕事をするためには、直接膝を突き合わせて、お互いの本音で語り合い、信頼を得ることが重要だと、私は考えます。

世界と戦う力5

最後に、笹野マックスの大きな魅力のひとつは、社歴に関係なく、やる気があり、成長意欲あれば、若いうちからどんどん大きな仕事を任せてもらえることです。重要な仕事をしているというプレッシャーもありますが、経験豊富な上司や先輩が相談にのってくれ、多くの気づきを与えてくれ、成長に繋がっています。私も海外拠点の支店長として、現地スタッフとの信頼関係を築き、言語を磨くことはもちろん、現地の情勢の変化に対応しながら、会社の発展に貢献できるように日々精進したいと思っています。中山分公司は私に任せておけば安心だと言われるようになることが目標です。

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